

毎日、家事に仕事に、本当によく頑張っていらっしゃいますね。
更年期の辛い症状は、決してあなたの「気合いが足りない」からでも、「性格が変わってしまった」からでもありません。女性ホルモンの急激な変化に対して、体が必死にバランスを保とうとして、自律神経が悲鳴を上げている状態(SOSサイン)なのです。
誰にも辛さを理解してもらえず、「私が我慢すればいいんだ」と孤独に耐えるのは、本当に苦しかったと思います。
でも、どうかご安心ください。
東洋医学(鍼灸)には、ホルモンの波に振り回されて乱れてしまった「気(自律神経)」を優しく整え、心と体のバランスを根本から立て直す確かな力があります。
薬で無理やり抑え込むのではなく、あなた自身が本来持っている「治る力」を引き出し、あの頃の【心穏やかで、自然な笑顔で過ごせる毎日】を一緒に取り戻していきましょう。
更年期の不調は「ホットフラッシュ(ほてり)」や「イライラ」だけではありません。
自律神経やホルモンの乱れによって、全身のあらゆる場所に、急性的または慢性的に様々な症状が現れるのが特徴です。
「なんとなくずっと体調が悪い」「日によって痛む場所や症状が変わる」といった、言葉にしづらい不調に悩まされる方も少なくありません。当てはまるものがないかチェックしてみてください。
いかがでしょうか?
この中にいくつか当てはまるものがあれば、それは更年期による心身のサインかもしれません。
では、なぜこのような多岐にわたる辛い症状が一気に起きてしまうのか?
次の項目から、「病院(西洋医学)」と「当院(東洋医学)」それぞれの視点から、その原因とアプローチの違いについて詳しく解説していきます。
まずは、多くの患者様が最初に受診される一般的な病院(西洋医学)では、更年期の不調をどのように捉え、どのような治療を行っているのかを解説します。
病院(西洋医学)における更年期障害の根本的な原因は、「卵巣機能の低下による女性ホルモン(エストロゲン)の激減」と、それに伴う「脳のパニック(自律神経の暴走)」とされています。
更年期障害は、以下の3つのステップで連鎖的に引き起こされています。
閉経(平均50歳)を挟んだ前後約10年間、加齢によって卵巣の働きが急激に低下し、女性ホルモンである「エストロゲン」の分泌量が激減します。
脳の「視床下部(ししょうかぶ)」は、体内のホルモン量を常に監視し指令を出しています。
エストロゲンが減ると、視床下部は「ホルモンが足りない!もっと分泌しなさい!」と卵巣に向けて強い指令(性腺刺激ホルモン)を出し続けます。
しかし、働きが低下した卵巣はその指令に応えてホルモンを作ることができません。
いくら指令を出してもホルモンが増えないため、脳(視床下部)はパニック状態に陥ります。
この視床下部は「自律神経(体温、発汗、心拍、睡眠などを無意識に調整する神経)」のコントロールセンターも兼ねています。
そのため、視床下部のパニックが自律神経に波及して誤作動(暴走)を起こし、突然の滝のような汗(ホットフラッシュ)や、動悸、不眠、激しいイライラといった多種多様な症状を引き起こします。
病院では、減少したホルモンを薬で直接体に補う「ホルモン補充療法(HRT)」や、精神的な症状を和らげる抗不安薬の処方などで症状を抑えるアプローチが一般的です。
続いて、病院のホルモン治療では解決しなかった辛い症状に対し、さいじょう鍼灸院(東洋医学)では何が更年期障害の根本的な原因だと考え、どのように改善へと導くのかを詳しく解説します。
病院(西洋医学)ではホルモンの減少と捉えますが、さいじょう鍼灸院(東洋医学)ではこの時期の不調を、女性の「ライフサイクル(年齢)」と、生命力の源である「腎(じん)」の衰えから紐解きます。
東洋医学でいう「腎」は、単なる尿を作る臓器(腎臓)のことではありません。
成長・発育・生殖・老化・ホルモンバランスといった、人間が生まれてから死ぬまでの全てをコントロールする生命エネルギーの源を司る存在です。
腎の中には、両親から受け継いだ「先天の気(生まれ持った生命エネルギーのバッテリー)」が詰まっています。
このバッテリーが減ってくることを「腎虚(じんきょ)」と呼びます。
東洋医学の古典には、「女性の体は7の倍数で変化する」と記されています。
生殖機能やホルモン分泌のような生命エネルギー全体を司る生命のバッテリーである「腎」の気は、14歳(7×2)で満ちて月経が始まり、49歳(7×7)で衰えを見せて閉経を迎えるとされています。
この「腎」の気(バッテリー)が急激に減る時期に、体内の「陰陽(いんよう)のバランス」が大きく崩れることが、更年期障害の最大の原因です。
腎の気は、体を潤す「水(腎陰)」と、体を温める「火(腎陽)」の2つに分けられます。
腎の気が衰える(腎虚・じんきょ)では、大きく分けて2つのタイプで症状が現れます。
体を潤して熱を冷ますエネルギーが減った状態。
鍋の中の「水」が不足しているイメージです。
水が少ないため、少しの熱でグツグツと煮立ってしまい、体の中に異常な熱がこもる「空焚き」状態になります。
体を芯から温め、動かすエネルギーが減った状態。
かまどの「火」そのものが小さくなってしまったイメージです。
火が小さいため、全身を温めて動かすパワーが生まれず、常に体が冷えて重だるい「ガス欠」状態になります。

生命エネルギーの源である「腎」が衰えると、バランスが崩れ、その影響は他の臓器にも連鎖して波及します。
東洋医学の「肝」は、腎の子供であり、気や血液をスムーズに巡らせる「交通整理」のような役割を担っています。
土台である腎が弱ると、この交通整理がパニックを起こし、以下のような多岐にわたる症状が引き起こされます。
気の巡りが渋滞すると、喉の奥が詰まったような息苦しさ(梅核気)や、激しい憂うつ感に襲われます。
さらに滞った気が熱を持ち、上に上にへと突き上げて爆発すると、些細なことでの激しいイライラ、自分でも止められない怒り、頭痛、顔の赤みとなって現れます。
肝は全身の血液をストックする「貯蔵庫」でもあります。
ここの血液が不足したり熱を持ったりすると、目の乾燥(ドライアイ)やかすみ、足がつる(こむら返り)、筋肉の痙攣、爪が割れやすくなるといった症状が出やすくなります。
東洋医学の「心(しん)」は、腎とはシーソーの関係であり、単に血液を送り出すポンプ(心臓)ではなく、「意識や精神活動」と「睡眠」をコントロールする中枢です。
腎が衰えると、心を抑えるエネルギーが不足し、精神の安定が保てなくなったり、睡眠が乱れたりします。
東洋医学の「脾(ひ)」は、腎とはシーソーの関係であり、西洋医学の脾臓とは全く異なり、食べた物から「後天の気(エネルギー)」を作り出し、全身の筋肉へ送り届ける**「エネルギー製造工場」**です。
腎が衰えて先天の気(生命のバッテリー)が減る更年期は、この「脾」の働きによって食事から補充する好転の気(エネルギー)が命綱になります。
しかし、腎虚の悪影響を受けると、脾の好転の気(エネルギー)製造ラインがストップしてしまいます。
食べ物をエネルギーに変換できないため
東洋医学では、脾は「思(思い悩む)」という感情を司ります。
脾が弱ると下記のような状態に陥りやすくなります。
脾には、内臓を正しい位置にキープする「上に引き上げる力(昇性)」があります。
脾が弱ると下記のような症状が現れます。
東洋医学の「肺(はい)」は、腎の母であり、呼吸だけでなく、全身に気と潤い(水分)を散布する「スプリンクラー」の働きがあります。
また、同時に皮膚やバリア機能(免疫)を守る役割を持っています。
肺は五臓の中で最もデリケートな臓器です。
更年期になって腎の潤いが減り「空焚き(熱)」状態になると、その熱が上にのぼって真っ先に肺を乾燥させてしまいます。
東洋医学では、肺は「悲」や「憂」の感情を司ります。
肺が弱ると、下
スプリンクラーの働きが落ちるため、下記のような症状が現れます。
バリア機能が低下するため、下記の症状が出やすくなります。
肺と「大腸」は兄弟の関係にあるため、肺が衰えると水分が下まで降りず大腸が乾燥し、ひどい便秘を引き起こす原因にもなります。
さいじょう鍼灸院では、不足してしまった「腎」の気を優しく補い、その上で、患者様お一人おひとりの症状に合わせて、肝・心・脾・肺の乱れを整えるツボを組み合わせていき、全身の巡りを良くする治療(本治法)を行います。
体の「空焚き状態」がおさまり、気の巡りがスムーズになることで、ホットフラッシュやイライラなどの辛い症状は、薬に頼らずとも自然とスーッと落ち着いていきます。

まずは、治療しやすい格好に着替えていただきます。(女性の方には着替えを用意しています。)
次に、じっくりとお話を伺います。
ホットフラッシュや不眠、イライラといった現在のお悩み、病院での検査や治療状況、生活習慣から、家族にも分かってもらえない不安な気持ちまで、何でもお聞かせください。

さいじょう鍼灸院が最も大切にしている、20年の研鑽が凝縮された工程です。
手首の「脉」に触れ、お腹の冷えや張り、ツボの反応を確認し、問診から得られた情報を加味して数値には現れない、あなたの体が発している「更年期不調の根本原因(腎の衰えや肝・心・脾・肺とのバランスなど)」を読み解き、その日の体調に合わせた治療方針である「証」を立てます。

さいじょう鍼灸院のメインとなる、生命力(腎の気)を高めるための鍼であり、体全体のバランスを整え、更年期の不調を根本から改善する土台を作ります。
証に従い、肘から先、膝から下のツボを使い、全身の「気の巡り」を整えます。
一本鍼をするごとに脉やお腹の状態、ツボの変化を確認し、あなたの体に最適な治療を見極めていきます。
非常に細い鍼を使用するため、痛みはありません。

心身の土台が整ったところで、20年の経験から得られた、ホットフラッシュや不眠、激しい肩こりなど、今あなたが一番辛いと感じている症状に有効なツボへ鍼灸治療を行います。
心地よい鍼灸治療でリラックス状態へと導きます。
この「深い休息」が、乱れた自律神経やホルモンバランスを整えるスイッチになります。

施術後の変化を脉で確認し、本日のまとめを行います。
次回の最適な予約タイミングもご提案し、二人三脚で更年期を乗り越えるサポートをします。
ポカポカと温まった心と体で、前向きな気持ちでお帰りいただけます。
ご希望があれば、ご自宅で簡単にできる「お灸」の場所や、すり減った「腎」を養い、更年期を穏やかに過ごすための食事・生活習慣のアドバイスをお伝えします。
薬で無理やり抑え込むのではなく、鍼灸治療によってあなた自身の「治る力」を最大限に引き出し、心穏やかな日常を取り戻しましょう。
もう「年齢のせいだから」と、一人で我慢しなくて大丈夫です。
更年期の多岐にわたる辛い症状は、これまでご家族や仕事のために頑張って走り続けてきたあなたの体が発している、「少し休んで、本来のバランスを取り戻して」という大切なサインです。病院の検査で異常がなくても、お薬でスッキリしなくても、東洋医学の力で「生命力の根本(腎)」から整えることで、必ずまたあの頃のような心穏やかな日々を取り戻すことができます。
「私のこの症状も診てもらえるのかな…」と迷われましたら、一人で抱え込まず、まずは一度当院へご相談ください。あなたが笑顔で毎日を過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。
※曜日、時間帯により予約が取れにくくなっておりますので、
都合の良い日程がありましたら、お早目の予約をお願いします。
ご安心ください。
当院では「髪の毛よりも細い鍼を極優しく皮膚に接触させる程度の鍼」と「じんわり温かく心地よいお灸」のみを使用しますので、痛い・熱いといった我慢は一切必要ありません。
心身ともにリラックスできる優しい治療です。

さいじょう鍼灸院では直径が0.16mmと髪の毛よりも細い鍼を使用し、「経絡治療(けいらくちりょう)」を行います。
「経絡治療」は皮膚に接触程度の非常に浅く優しい刺激で行うのが特徴ですので、深く刺したり、電気を流すことはしないので痛みや不快感はありません。
鍼をした後に「今鍼をしました」と言うと皆さん「えっ刺したんですか?」と驚きます。
また、一本一本ディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用しているので衛生管理も万全です。
初めての方もどうぞご安心ください。

さいじょう鍼灸院では、患部を温めるお灸を行います。
皮膚に接触させないので、火傷や痕が残ることはありません。
はい、全く問題ありません。ほとんどの方が併用しています。
西洋医学の治療(足りないホルモンを外から補う)と、東洋医学の治療(ご自身の体が本来持っている自律神経や内臓の働きを底上げする)はアプローチが異なるため、問題ありません。
併用することで相乗効果が生まれ、より早く辛い症状から抜け出せる方が多くいらっしゃいます。
もちろん、ご来院ください。
当院の東洋医学では、病名ではなく「あなたの体に今何が起きているか(脉やお腹の反応)」を診て治療を行います。
「なんとなくずっと体調が悪い」「日によって痛む場所が変わる」といった、病院では「異常なし」とされてしまう未病(みびょう)の段階こそ、鍼灸治療が最も得意とする分野です。
はい、劇的な改善が期待できます。
鍼灸と聞くと「筋肉の痛みを和らげるもの」というイメージが強いかもしれませんが、実は「自律神経の調整」や「内臓(五臓)の働きの回復」に非常に優れています。
当院では、高ぶった神経(肝)を鎮め、睡眠(心)の質を高め、根本の生命力(腎)を補うツボを使うことで、心身両面の辛い症状を和らげていきます。
症状の重さにもよりますが、最初は「週1回」のペースをおすすめしています。
多くの方が、数回の治療で「よく眠れるようになった」「ホットフラッシュの回数が減った」といった変化を感じ始めます。
まずは3ヶ月をひとつの目安として体質改善(本治法)を行い、体が整ってきたら、2週に1回、3週に1回と、徐々に通院間隔を空けていくのが理想的なペースです。
そのままのあなたで、安心していらしてください。
更年期の精神的な不調(イライラ、悲しみ、無気力)は、あなたの心が弱いからではなく、ホルモンや五臓の乱れが引き起こしている「体の症状」です。無理に元気を作る必要はありません。辛い時は「辛い」と吐き出せる安全な場所として、当院を頼ってください。
いつもの服装でご来院いただいて大丈夫です。
お着替えをご用意しております。
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鍼灸治療のしやすい着替えを用意しています。
ご愛用のパジャマがありましたらご持参いただいても大丈夫です。
前開きで襟のないものでゆったりしているものが良いです。
お仕事帰りや、お出かけの前後でもそのままの服装でお気軽にお越しください。
※曜日、時間帯により予約が取れにくくなっておりますので、
都合の良い日程がありましたら、お早目の予約をお願いします。
| 診療費 | 所要時間 | |
|---|---|---|
| 1回 | 4000円 | 30分 |
| 初診料 | 1000円 | +5分 |
| 診療時間 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|
| 9:00~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 14:00~20:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
※日曜日と月曜日は休診です。
川崎市宮前区鷺沼のはり灸院。さいじょう鍼灸院
| 住所 |
〒216-0004 神奈川県川崎市宮前区鷺沼1丁目11−6 鷺沼第一ビル 506 |
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| TEL |
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東急田園都市線 鷺沼駅 より徒歩1分
鷺沼駅の改札を出て直進し、リトルマーメイド(パン屋)を右に曲がって進み、横断歩道を渡ったすぐ左手のビル「鷺沼第一ビル」の5階です。
ビル1階には、「松屋さん」があります。
※鷺沼駅の大規模開発のため、ルートが変更になっている可能性があります。
道に迷われましたらお電話いただければ、ご案内いたします。
専用駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングをご利用ください。